不用品販売で身につく「商品を見る目」

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前回の最後に
不用品をいろいろ売っていると

「これは売りやすい」

という商品やジャンルが
自分の中に出てくる
という話をしました。

私にもあります。

これって、単純に
「よく売れるから好き」
という話ではないんですよ。

 

何度もそのジャンルの商品を見て
調べて、出品して、実際に売っていると
「見るところ」が分かってくるんです。

たとえば、商品を見たときに
「これはどこを確認したらいいのか」
が分かる。

出品するときには
「購入する人は、ここを知りたいだろうな」
というポイントが分かる。

そして「いくらくらいで売れそうか」
を調べるときにも
何を参考にすればいいのかが
少しずつ分かるようになってきます。

この「何を参考にするか」って
実は不用品販売では
結構難しいことがあります。

不用品を売ろうと思って調べても
まったく同じ商品が
見つからないこともある。

見つかったとしても
1個、2個しかない。

過去に売れているものはあるけれど、
「これ、一体いつ売れたんだろう?」
ということもあります。

参考にしたいのに
参考になるものがない
という話もしました。

 

そんなときは

同じメーカーは?
同じシリーズなら?
似た機能の商品なら?
同じような用途の商品なら?

というように
少しずつ範囲を広げながら
参考になりそうなものを探していきます。

 

でも、ここからがまた難しい。

「どこまでを参考にしていいの?」
ってことなんですよね。

そして、この判断にこそ
そのジャンルの商品を
扱ってきた経験が出てくるんです。

 

最初は
「同じ商品はいくらで売れている?」
しか見ていなかったのが

何度も調べて
出品して
実際に売っていくうちに

「この商品も参考になるな」

とか

「こっちは似ているけど
条件が違うから参考にしない方がいいな」

とか

「この違いなら
これくらい価格差があってもおかしくないな」

とか。

少しずつ見えるものが増えてくる。

 

つまり
「得意なジャンルができる」ことと
「売れる価格が分かるようになる」ことって
つながっているんです。

 

さらに
分かるようになるのは
価格だけじゃありません。

 

たとえば中古品を売るなら、
商品の状態を確認しますよね。

 

でも、どこを確認するかって
商品によって全然違います。

 

前回のはブランドバッグを例にすると

・角の擦れ
・持ち手
・内側
・ファスナー
・傷や汚れ
・付属品

などなど
購入する人が気になるところがあります。

 

これが家電なら見るところは変わる。

洋服なら、また違う。

本なら本で、確認するところがあります。

 

いろいろな商品を売っていると
最初は

「何を確認すればいいんだろう?」

から始まるんです。

それが何度も同じジャンルを扱っていると
商品を見ただけで

「あ、ここ確認しておこう」

となる。

 

出品するときも

「ここは写真を載せた方がいいな」

と分かる。

 

商品説明を書くときも、

「この商品を買う人なら、
この情報を知りたいだろうな」

と分かる。

 

これってかなり大きいことなんです。

だって、商品を見るときに、

販売する側の視点だけじゃなく
購入する側の視点でも見られるようになる

ということだから。

 

自分が売りたいものを見て
「きれいだから大丈夫」
ではなく

購入する人だったら
「ここが気になるだろうな」
と考えられる。

この視点があるだけでも、
出品の仕方って
かなり変わってくると思います。

そして、今はここにAIも使えます。

私も
出品を少しでも楽に、早くしたいので
AIをかなり使っています。

商品名を考えてもらったり
商品説明を作ってもらったり
出品画像を整えるのを手伝ってもらったり。

以前だったら
ひとつひとつ自分で考えていたことを
AIに手伝ってもらえる。

これは本当に便利です。

ただ、使っていて思うんです。

AIに
「売れる商品説明を作って」
とお願いしたとしても

「その商品の何を伝えるべきなのか」

が分かっていなかったら
必要な情報そのものを
AIに渡せないんですよね。

 

商品の傷はどこにあるのか。
購入する人は何を気にするのか。
付属品の有無は重要なのか。
サイズのどこを測るべきなのか。
写真で見せた方がいいところはどこなのか。

 

そういう
「そもそも何を見る?」
の部分。

 

ここは、その商品を扱った経験がある人ほど強い。

AIが文章を整えてくれるとしても
何を伝えるべきかを判断するのは
やっぱり人なんですよね。

 

だから、商品を扱った経験って
これからも大事だと思っています。

 

ついでに言うと、今、私はそんな
自分の販売経験をAIに詰め込んでいます。

不用品を出品するときに使える
GPTを作っているんです。

 

商品の写真をAIに送ると

「この部分はどうなっていますか?」
「この情報を教えてください」

と、AIの方から質問してきます。

 

それに答えていくと
その情報をもとに
商品説明を作ってくれる。

 

もちろん
購入する人が気になりそうな情報が
まだ足りなければ

「ここについても教えてください」

と追加で聞いてきます。

 

その商品を買おうとしている人が

「ここ、どうなってるんだろう?」

と不安に思いそうなところを
できるだけ漏らさないように
確認してくれるようにしています。

 

これがね
自分で設定しておきながら
結構細かいんですよ(笑)

「えっ、そこも確認するんだっけ?」

なんて、作った本人がAIに言われて
商品を確認し直すこともあります(^^;)

 

今はまだ
最終的に出力される商品説明の仕上がりを
あれこれ調整しているところです。

もう少し整ったら
実際にモニターしてもらって
使い勝手も確認してもらおうと思っています。

 

でも
こういうGPTを作っていて
改めて気づいたことがあります。

AIに
「何を確認させるのか」
を決めるためには

やっぱり自分自身が
「この商品なら、ここを確認する」
ということを
知っていないといけないんだなって。

そう考えると、不用品販売って
家の中のいらないものがお金になるだけじゃない。
いろんなジャンルの商品を扱う経験ができるわけで。

これも、不用品販売の
大きなメリットだと思っています。

 

家の中を見渡したら
同じ種類のものばかりじゃないですよね。

洋服、本、家電、キッチン用品、子どものもの
趣味で買ったものや「こんなの売れる?」というもの…

それをひとつずつ
調べて、価格を考えて、出品して、売ってみる。

売れなかったら、また考える。

価格かな?
写真かな?
説明かな?
そもそも売る場所が違うかな?

いろいろ試してみる。

 

そうやって数をこなしていると
少しずつ「自分の得意・不得意」が見えてきます。

 

「これは調べるのが苦じゃない」
「このジャンルなら相場が分かりやすい」
「これは状態を判断しやすい」
「これなら出品も早い」
「この商品を買う人の気持ちは分かる」

そんなものが出てくる。

反対に
「これはちょっと苦手だな」
というものも出てきます。

それも大事な発見です。

だって、せどりを始めたからといって
「利益が出る商品を何でもかんでも
仕入れなきゃいけないわけじゃない」
ですからね。

 

自分が扱いやすいもの。
調べやすいもの。
状態を判断しやすいもの。
保管しやすいもの。
出品しやすいもの。
発送しやすいもの。

そういうものを知っていたら
仕入れをするときにも
「自分ならこれを扱える」
という判断ができます。

 

前回、せどりの情報で
「このジャンルが売れます」
「こういう商品を見てみて」
と教えてくれる発信はありがたい
という話もしました。

でも
不用品販売でいろいろ経験して
自分の得意なものが分かってくると
そういう情報を見たときにも
受け取り方が少し変わってくるんです。

 

「売れるらしいから仕入れよう!」
だけではなく
「これ、私なら売れるかな?」
「どこを確認すればいい?」
「どのくらいなら仕入れられる?」
と考えられる。

 

売った経験が
仕入れるときの判断材料になっていく。

 

だから、何度も言っちゃうんだけど

不用品販売って、単なる
「家の中のいらないものをお金に変える方法」
ではないと思っているんです。

仕入れ資金0円で、
売ることも、相場を見ることも、
価格を考えることも経験できる。

そして数をこなしていけば、
「私は何を売るのが得意なのか」
まで見えてくる。

 

じゃあ、私の場合はどうなのか。

 

これまでいろんなものを売ってきた中で
「扱いやすいな」と思っているもののひとつ。

それが「本」。

不用品として
家にある本を売ることもありますし

私は本を仕入れて
販売することもしています。

 

先日のメルマガに書いた
仕入れてから2年以上
出品していなかった本もあります(笑)

まぁ、そこは
「本が売りやすいかどうか」
以前に
「仕入れたら早く出品しなさい」
という話なんですが(^^;)

 

でも
不用品販売からもう一歩進んで
「今度は商品を仕入れて販売してみたい」
と思ったとき

「本」って
取り掛かりやすい商品のひとつだと
私は思っています。

 

もちろん
「本だから簡単」
という意味ではありません。

本なら何でも売れるわけじゃないし
何でも利益が出るわけでもない。

 

古本屋さんに行って
本棚を見てみてください。

ものすごい数の本があります。

ズラーーーッと。

その中から、利益が出る本を探す。

これから本せどりを始める人だったら
たぶん最初にこう思うんじゃないでしょうか。

「で……どの1冊を仕入れればいいの?」って。

 

私も本を仕入れて販売していますが

本せどりって
この「どの本を見るの?」
が分からないと

ものすごい数の本を前にして
途方に暮れると思うんです。

いや、確実に暮れます。暮れました。

 

でもね。

本を仕入れるときって必ずしも

目の前にある本を
1冊ずつ見る必要はないんです。

本には
「1冊を見る」のとは違う見方
もあります。

私はこれを知ってから
古本屋での見る視点が変わりました。

これから本せどりをやってみたい人には
こういう見方もあることを
知っておいてほしいと思っています。

 

そんなわけで次回は

「不用品販売の次に本せどりってどうなの?」

というところから
私自身が本を仕入れて売ってきた話も含めて
もう少し書いてみますね。

 

ではまた。

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